放射能汚染の実態
チェルノブイリ事故処理班の生存者が語る
ナタリア・マンズロヴァ(Natalia Manzurova)生物が放射線から受ける影響を研究する放射線生物学者。チェルノブイリ事故の後、5年間にわたり汚染地域の放射線量の測定し、汚染物質を地面に埋めるなど の事故処理作業を指揮した。この仕事に従事した他の科学者13人全員は癌(がん)などで亡くなり、自身も2度の甲状腺がんを患った。1997年に放射能汚 染の被害者の権利擁護活動を行うNPO「チェルノブイリ・ユニオン」を設立。放射線生態学に関する記事を多く執筆し、国際的な環境・人権擁護団体などと共 に被爆者支援活動を続けている。
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放射線生物学者として1986年に起きたチェルノブイリ事故の汚染除去作業を指揮したナタリア・マンズロヴァ氏は、硬い表情で当時を振り返る。同僚を失 い、自らも甲状腺がんを2度患い、生死の境をさまよった。過酷な作業環境、そして今後予想される福島原発事故の健康被害の規模などについて、話を聞いた。
「政府発表を鵜呑みにせず自分の身は自分で守れ」
実体験したこの学者のこの 言葉が真実味を感じる。やはり、実態・実状の公表と具体的対応方法の説明、実際の影響の有無とデーターの公表。政府の必要以上のパニックに対する恐れから、隠す事により、一層の風評被害が起こり、対外的にも信用失墜している。 ソ連チェルノブイリ事故の時も初動時の対応が遅れて、甚大な被害を出しているが、犠牲は多かったが終息は早かった。当初から、機密隠蔽体質が適切な対応を無くし、遅れてこのような重大事故となったように思う。 もっと、門戸を開いて、内外問わず経験者・メーカー技術者の意見を聞き対応するべきだと思う。